今回はレザージャケットの襟の汚れについてです。
レザージャケットの場合、襟の部分はどうしても
直接当たる部分になってしまうため、皮脂汚れが
つきやすくなってしまいます。
通常の洋服であれば、ドライクリーニングや
シミ抜きなどで対応できますが、レザーの場合は
チョット特殊な事情があります。
レザーの構造上、中に入り込んだ汚れを100%
取り出すのは、かなり難しいのです。
そこで、部分的に表面の皮脂汚れをできるだけ取り除き
その上から同じ色で補色して修正します。
中には、全部、塗ってしまう方法もあるのですが
他の部分は比較的キレイな状況なので
無駄に染色するのはレザーにとってもよくありません。
要は、素肌がキレイなのに、ファンデーションを
塗りまくってしまうのと同じことなんですよね(^_^;)
どうしても、襟汚れをつけたくない場合には
マフラーやショールなどを巻いて、直接
レザーに当たらない工夫をすることで
防ぐことも出来ます!
このようになってしまった場合でも、お気軽にご相談ください。